freeeとマネーフォワードどちらが自分におすすめかわからない…
- そもそもクラウド会計ソフトは契約する必要があるの?
- こんなお悩みはありませんか?
数多くの経営者・個人事業主の申告作業をサポートしてきた税理士・公認会計士がクラウド会計ソフトの選び方を詳しく解説します。
この記事はこんな人におすすめ
今年初めて確定申告をする予定の人 去年スプレッドシートで確定申告をやってみたが、限界を感じた人。 freeeとマネーフォワードのどちらがおすすめか知りたい人。
結論
青色申告である人はクラウド会計ソフトの導入がマストです。freee、マネーフォワードともにどちらも基本的な機能は同じなので、どちらを選んでも問題ないです。あえて、オススメするなら簿記の知識がある人はマネーフォワード、簿記の知識がない人はfreeeがオススメです。
青色申告ならクラウド会計ソフトの契約はマスト
青色申告を行う際、エクセルやスプレッドシートだけでは対応が難しいです。青色申告には複式簿記が必要であり、貸借対照表や総勘定元帳などの帳票を作成する必要があります。これらをエクセルで管理するのは非常に手間がかかり、ミスも発生しやすいです。
多くのフリーランスの方々はクラウド会計ソフトを活用しており、クラウド会計ソフトを使用していない場合、ほとんどが税理士に依頼しています。これはクラウド会計ソフトが非常に便利で効率的なツールであることを示しています。
freeeとマネーフォワードどちらがオススメか
ここでは特におすすめのクラウド会計ソフトとしてマネーフォワードとfreeeの2つを紹介します。選び方は簿記の知識レベルに応じて異なります。
簿記の知識がある方:マネーフォワード
マネーフォワードは簿記の知識がある人にとって使いやすいホーム画面が特徴です。仕訳や貸借対照表を理解している方には非常に操作しやすい設計となっています。
簿記の知識がない方:freee
freeeは簿記の知識がなくても簡単に使えるソフトです。自動で経理を行う機能が充実しており、誰でも簡単に記帳ができます。
機能の違いと注意点
どちらのソフトも基本的な機能は非常に優秀で、インターネットバンキングやクレジットカードを連携させて自動で記帳してくれる機能があります。ただし、連携できるサービスに若干の違いがあります。例えば、PayPalの外貨建て取引はfreeeでは連携できませんが、マネーフォワードでは連携が可能です(2024/6/25現在)。自分の事業内容に合わせて、最適なクラウド会計ソフトを選ぶことが重要です。
実際に使ってみる
まずは無料お試し期間を利用して、両方のソフトを実際に使ってみることをおすすめします。これにより、自分の簿記レベルや事業のニーズに合ったソフトを選ぶことができます。
最後に
青色申告を行う際には、クラウド会計ソフトの導入が必須です。どちらのソフトも優れていますが、簿記の知識がある方にはマネーフォワード、簿記の知識がない方にはfreeeが適しています。これから確定申告を始める方や、スプレッドシートでの申告に限界を感じている方は、ぜひクラウド会計ソフトを導入し、確定申告をスムーズに行いましょう。